こんにちは。
文字通りグリッチ(欠陥・故障)のようなサウンドを作り出すプラグインであるGlitch2をご存知でしょうか。
まあそれなりに有名かもしれませんね。
多分何かの曲を聞いて耳にしたことがあるかもしれませんがこのGlitch2というプラグインを使えばとても面白い音を作ることができます。
実際にサンプル音源も用意してるので聞いてみてください。
私はAviciiの作曲講座で知りました。
Avicii「Glitch」
てな感じでオススメな雰囲気で言っていたのでなにも知らずこれは!と思いダウンロードしました。(昔のバージョンでしたが)
今回はそんなGlitch2について紹介します。
CONTENTS
Glitch2とは
Glitch2とは文字通りグリッチ(欠陥・故障)のようなサウンドを作り出すプラグインで下記画像のようなものです。
合計10個のグリッチ系エフェクトが統合されていてピアノロールのノートのようにデータを打ち込みます。
クリックで入力・右クリックで削除できる簡単操作です。
使用可能なエフェクトは、
- Gater
- Shuffler
- Retrigger
- Lofi
- Stretcher
- Distortion
- Delay
- Tapestop
- Modulater
- Reverser
です。
様々なエフェクトが入っていますが、定番のものは曲が止まったようになるテープストップでしょうか。DelayやDistortionは結構名前のままの効果です。
画像を見ていただくとエフェクトの中にランダマイザーというのがあります。
このランダマイザーというのは、ここにデータを入力すると全てのエフェクトからランダムに選んでエフェクトを作動させてくれるという機能です。
私が作ったEDMの中でエフェクトを一つずつ使用してみましたので、ここで試しに気になるものがあるか聞いてみてください。
これらは効果がわかりやすいように大げさに使用しているので曲中ではこんな使い方はしませんが。
(個別の楽器に使うとか、一部のトラックに使う方が良さそうですが曲全体に適用しちゃってます)
※音量注意
Distortion↓
Delay↓
Gater↓
Shuffler↓
Stretcher↓
Tapestop↓
Retrigger↓
Lofi↓
Modulater↓
Reverser↓
このようなサウンドを好きに適用することができます!
DJみたいな感じでしょうかね。
プリセットを読み込んでそのまま鳴らしたもの↓
まさしくグリッチ。頭がおかしくなります。
曲のBPMにあわせて再生バーが動き、再生バーが指定した部分に差し掛かるとこのようなエフェクトが発動します。
そして各エフェクトにタイミングやミックスなどのパラメータがあり、好きなように調節することができます。↓↓このような感じでパラメータがあり、普通のエフェクトのように操作ができます。
操作はどれも直感的で初心者でもすぐに使い方がわかるでしょう。
上のグリッドによるタイミングと合わせれば結構自由度が高いですね。
またあらかじめ様々な設定がされたプリセットも複数用意されていて、読み込めばそれっぽい変化を起こすことができます。
まあ、わりと単純な作りですね。
先ほど紹介したランダマイザー機能ですが、これは他にもエフェクトのパラメータやタイミングなどあらゆるところに設置されており、それをクリックしまくって面白い変化を探すというのも楽しいです。
そして先ほど言っていたEDMプロデューサーのAviciiはベースをクリスピーなサウンドにするために使うとか言って調整していましたね。(間違っていたらスミマセん)
それは単純に一つのエフェクトを継続的に適用して音を変化させると言う使い方をしています。
distortionかlofiかどれかはわかりませんが、その辺りのぱりぱりした音を追加してベースのサウンドを変えていたのでしょう。
パラメータをみるとMixの項目があるので、原音とエフェクトで追加されるサウンドの混ざる割合を細かく調整できますよ。
上のデモサウンドでは大げさにかけているのでもう完全にエフェクトの音だけになっていますが、Mixを下げれば元の音とうまくブレンドして新たな味を付加できます。
こんな感じでそれぞれのエフェクトを個別に使って音色を変化させることもできます。
レビュー
面白いプラグインで個人的には満足でした。
特にテープストップというエフェクトをよく使いますね。
曲中で効果的に使うとこんな感じになります↓
この中のジューン⤵︎って感じで曲が途切れるやつです。
やっぱりエレクトロニック系にはあうサウンドですね。
ただ最近はなぜだか使っても変な音になってしまってどうしても解決できなかったり、Glitch2を使うとすぐにDAWが落ちてしまってあまり使っていません。
なんなんでしょうかね〜。
割と重いプラグインのようなので私のパソコンがダメダメなのかもしれませんね.
まあ普通に使えるプラグインだとは思いますのでおすすめではあります。
普通にかっこいいですよね。
エレクトロニック系でなくても軽くアレンジに変化をつけたい場合でもGlitch2でささっと面白い音が作れますよ。
まあでもかなり尖ったサウンドというか、使うとしても限られるものではあるのでやはり好みは出るかと思いますが。
クリエイティブな使い方ができれば様々な楽器に通してみてサンプルとして保存するということもできると思います。
わりといろんな音が作れるのでピアノやドラムなどにも使うことで面白い音がうまれます。
またここに搭載されているエフェクトはすべて個別のエフェクトとしてもみることができます。
例えばdistortionなどはそのままかけることができますし、TapeStopもそのまま好きなタイミングで使用してオートメーションでバイパスしてしまえばいいので追加で10個のエフェクトをゲットしたとも捉えることができそうですね。
Glitch2のエフェクトたちはそれぞれ必要なパラメータは用意してあり、わりといい感じに効果があるのでワンポイントに使えるといいかもしれません。
買い方
価格は約6000円です。
Glitch2はこちらのサイトで買うことができます。↓↓
海外のサイトなのでクレジットカードかpaypalで買うことができます。
正直高いので迷いますね。
私はTapestopしか使っていないので…..
おすすめかと聞かれたら胸を張っておすすめだ!とは言い切れませんが、使い方次第で面白くなるかなと思います!
Valhalla Room EDMに使えるリバーブプラグイン終わり