こんにちは。
EDMを作りたいという時にサイドチェイン(ダッキング)サウンドは必須ですよね!
一応説明しておくとあのEDMでよく聞くん〜わ⤴︎ん〜わ⤴︎というサウンドです。
そうなると早速サイドチェインを試してみたくなるものですが、、
残念ながら使えないというケースもありますよね。
iPadで作っているとかDAWのグレードが低いとか。
そして代わりになるプラグインも持ってないとなると途方に暮れてしまうことでしょう。EDMが作れない、、、
というかこれ経験談です。
途中までiPadでDTMをやっていた私は使えなかったので悲しかったのです。
ということで今回はDAWの基本的な機能だけでEDMのあのサウンドを再現します。
もしサイドチェインが使えないときはどうすればいいかというのをちょいと考えてみました。
そして一応それっぽいものを作れたので紹介しておきます。
まあ割と簡易的なものにはなるのですがね。
おそらくグレードの低いDAWの方や私のようにiPad(Cubasis)でやっている方は使える方法です。
CONTENTS
サイドチェイン(ダッキング)サウンドをオートメーションで再現
はい。
文字通りボリュームのオートメーションで音量のカーブを書いてしまおうという方法です。
これは面倒ですが意外といい感じになりますよ。
オートメーションが使用可能であれば誰でもできます。
(オートメーションが使えない方向けの方法も下にあります)
まずやってみたやつを聞いてみてくださいw
iPadで頑張って作ってみました。
はい。
どうでしょう?
意外といい感じなサイドチェインサウンドだとは思いませんか。
何も知らずに聞いたら間違ってしまうようなクオリティ(多分)
サイドチェインが使えなくてもIpadでも頑張れば作れるんですね。
というかまあ、
実際の手順自体はとても簡単なものですよ。
私はiPadでやってしまいましたがPCでもう少ししっかりしたシンセを扱える方であればもっといいサウンドになるでしょう。
再現の方法 オートメーション編
オートメーションで書くだけですが何も考えずにやったら大変なことになるので少し気にするべきことを紹介しておきます。
まず以下のようなカーブをオートメーションで書きます。
iPad
Cubase(PC)
書くときは音量がどのように変化してほしいかイメージすればいい感じにかけるのではないでしょうか。IpadとPCで微妙にニュアンスが変わる書き方をしています。
もし迷ったら私が書いたもののどちらかをそのまま真似ればいいでしょう。
全部書いていたら面倒なので一つか二つパターンを作ったらあとは全部コピペしてしまいましょう!
そうすればあっという間にサイドチェインサウンドですね。
ただこうするとボリュームの管理ができなくなるので使用しているDAWのコンプレッサーでもサチュレーターでもなんでもいいですからとにかくエフェクトでGain(Out)の項目があるものを使ってボリュームコントロールをしましょう。
そうすれば全てOK。
あ、もしくはそのエフェクトの項目でオートメーションを書いてもいいかもしれませんね。
以上。簡単ですね。
私は結構適当に書きましたのでそれぞれ好きな感じになるように書いてみてください!
↓↓これがPCで簡単に再現できるプラグインですが、オートメーションにカーブを書くときにこいつのグラフを参考にするといいでしょう。この通りにかければいい感じになります。
このオートメーションの方法ではグループトラックなどを作るかダッキングサウンドを適用させたい全てのトラックでオートメーションを書けば全てのトラックで再現することが可能です。
シンセのADSRと打ち込みを調整して再現
今度はシンセのパラメータ調整と打ち込みの仕方で再現できる方法です。
今度はオートメーションがなくてもできますね!
しかしシンセのパラメータをいじるためシンセでないと再現できないかもしれません。
例によって試しに聞いてみてください。ちょっと音量が小さいのであげてください。
いかがでしょうか????
まあまあいい感じではありますよね。
これは使用するシンセのアタックとリリースの調整と打ち込み方をちょっと工夫すればできます!
再現の方法 頑張ろう編
今回の方法はシンセのアタックとリリースさえいじれるなら再現可能です。
まずアタックを遅くしてリリースを最速にしてしまいます。
リリースを最速にすると音が途切れたような感じが出せます。
アタックはタイミングがいい感じに合わせてください。
以下のように設定してみました。
別にこんなシンセの画面でなくてもアタックとリリースが動かせればなんでもいいです。
このようにアタックの遅さで立ち上がりの再現とリリースがパッと途切れる感じで音の末尾を再現しています。
これだけではちょっとタイミングが変なので少し打ち込み方を調整します。
以下のようにリズムに対してちょっと遅らせて音がなるようにします。
これで鳴らしてみれば完成です。
終わりに
いかがでしょう!
工夫次第でかんばればいい感じになりますね!
簡単な環境でEDMを作りたい方は試してみてください。
もしPCで作っている場合はKickstartという1500の有料プラグインもありますので検討してみてはいかがでしょうか。
こいつはプロにも認められているものです。
では。
EDMサイドチェインを簡単に再現するプラグイン4選 – KN METHOD
DTM 本 初心者が独学で作曲できるまでに使った書籍 – KN METHOD
おわり。