最高に挫折しやすい難しい趣味 DTM

 

こんにちは。

今回はいつもとは少し違った方向性で書きたいと思います。

私が大好きなDTMでございますが、わたしは趣味としてはかなり難易度高いと感じるのですが皆様はどうでしょうか。

 

やっててもういやだ〜

って感じるポイントがあるのですが私だけでしょうか。

 

今回はそんな挫折のしやすさの原因を探ってみましょう。

 

挫折1 まずコンピューターが苦手

 

普通にいるじゃないですか。自分で新しいパソコンのセッティングとかしたことない方。

そういう人はDAWすら開けないかもしれません。

 

「オーディオインターフェイスの付属のCubaseをダウンロードできない!」

と言ってオンラインショップに評価1をつけている人がいますが、なんかこちらまで悲しくなってしまいます。

みんなできているのであなただけできないというなら、原因はどこにあるのか見直すべきですね。製品は悪くありません。

 

挫折2 やることが多すぎる

 

作曲…編曲…ミックス???マスタリング….??

わからないことが多すぎるとも言える。

DTMってだけで専門性の高さを感じる言葉です。しかも初心者からDTMで曲をある程度の形にするなら、作曲にアレンジ、ミックスエンジニアとしての作業を全て高いクオリティでやらなければなりません。

 

勉強することが多く、しっかり勉強しなければ情報が少なく上手くいきません。パソコンで音楽作るの舐めてたわ〜と思うことでしょう。

せっかく本とか買っても専門用語多かったりするしね。

 

目指す場所がプロ並みの音源というのは普通ですが、それはなかなか大変なものです。

もしそれができたならあなたはプロになれる知識と技術を身につけてしまうということですからね。

しかも自宅の簡易スタジオで、です。

 

気楽に、気長にいきましょう!

そしていつか自分の音源ができあがった時にそのサウンドに酔いしれましょう。

 

挫折3 機材が高すぎる

 

PC….Cubase?Komplete???どれも高いね

 

本当に最初に思うことじゃないですか?

挫折どころか始まってすら無いけど。

DTM始めようとして色々調べたら、最初に最低限必要なのはハイスペックなPC(20万)、DAW(2〜7万)

MIDIキーボード、オーディオインターフェース、モニターヘッドフォン(安くても三つ合わせて3万くらい)……..

 

種類が多い上に合計したら高すぎる。初心者が思い切って始めるには。30万以上は用意しとかないと。よくあるパソコンじゃ話にならないからね。秋葉原かオンラインで買わないと。

それはクリアしたとしてどうせならプロのクオリティを目指したくなるわけですが、音源やプラグインエフェクトたちの価格を見てまた高っとなるわけです。

でも始めればわかるけど逆にこれらがないとお話にならないんだよね〜…..

 

逆にどんどん沼に入り込むとセールの文字を見た時にはカートに色々入ってますね。

あと最初は無料版なんかもあるのでそういうところからゆっくりいきましょう。

オーディオインターフェイスなどにもいいDAWが付いてきますし、機材セットなんかもあってうまくやれば安くすみます。

 

しかし、これでは一眼レフのハイエンドモデルが買えるレベルなので高尚な趣味と言えますね。

DAWにはフリーのものもある!使える無料DAWを紹介 コスパ良し!安いけど高性能なDTM用オーディオインターフェイス7選

挫折4 集めたことで満足する

 

いや〜100万円使っちゃったよ〜w

 

どうやらたまにいるようです。

DTMの機材を集めることには成功したのにインテリアにしてしまう奴がね。

 

まあギターとかと同じでしょうか。ちょっとやったらあまりの難しさに次の日にはやる気をなくす…..

趣味はやってもやらなくてもあまり変わらないからしょうがないね。

DTM機材は部屋にあったらなんか音楽できなくてもカッコいいからね。男のロマン的なそれがあるというかね。

AmazonプライムとYouTube専用になってしまったPCとスピーカーが泣いてるぜ。

 

このケースはそれはそれで幸せかもしれませんが、この記事を見ているなら少しは罪悪感のようなものがあるということ。今一度向き合ってみては?

 

挫折5 DAWの威圧

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Logic

ドン !

ときましたね〜こいつが。

 

俺はここから何をすればいいの????(初心者)

 

いやわかります。

はい。わかります。少しいじってみるけどすっと❎を押してしまう気持ちもわかります。

ネットで検索しながら頑張りましょう。

sleepfreaksさんというサイトがおすすめ。

 

初めはPCで音楽が作れるというのでこんなソフトを入れてみたものの、何をしたらいいかさっぱりわからないかもしれません。パソコンで音楽が作れるっていうので楽なイメージかもしれませんが、全然最初は楽ではないです。

しかしみんな最初はそんなもんで、すぐに慣れますよ。

 

挫折6 ショボい音に落胆する

 

誰もが試しにつくった自分の曲の音をきいて悲しい気持ちになるのではないでしょうか。プロみたいな音にならないし、わからないことが多すぎてパソコンに向かうのが嫌になってしまうわけです。

ひえ〜……ありゃ〜…….(聴き比べ中)

誰もが通る道。

 

DTMerとしての宿命。背負わなければならない十字架。

しかしそう感じた時があなたが一番成長する時です。

どうやらこの現象はプロになった時もあるみたいだし。

 

そこでその状況をどう打開するか?

それを考えることがとにかく大事なのです。

ここで諦めてしまったら全てが水の泡です。

 

最初はしょぼいサウンド。それで十分です。

自分だけの音楽が少しでも形になったのならそれは素晴らしいことです。

 

今一度あなたが作ったサウンドを聴いてみてください。

どうですか?やはりプロの音源には負けているでしょう。

しかしそこからどうするかが重要です。解決策を考えましょう。

自宅の小さなスタジオで自分だけで作り上げるものなんですから、当然時間はかかります。

 

ではまた始めましょう。DTM。

次は音楽理論を詰める?ミックスを見直す?アレンジを変えてみる?音源を買ってみる?

やれることはまだまだたくさんありますよ!

 

DTMは一生の趣味になりうる素晴らしいものですから、いつか自分のサウンドを誇れる時まで続けましょう。

 

でもほんとにショボいものはショボいし音源なんかはDAW付属なんかじゃダメになってくるし、環境もプロに近い方がいいし大変なのは間違い無いので頑張りどころですね。

急に現実に戻りましたが、ここを乗り越えたら自分が天才に思えてくるはずです。

それは私だけじゃ無いハズ。

 

挫折7 センスの無さに絶望する

 

んん….?俺の曲ダサすぎない?

 

ダサいメロディしか思いつかない。

そんな気がする時はよくある。前の挫折パターンとかぶるがプロの曲を鑑賞している時にこれに比べて僕のは…と思い意義を見失ってしまうのだ。

 

きっとセンスがないんだきっと。

いくらやってもセンスがないからしょうがない。

じゃあやっても仕方ないじゃないか。

どうせ無理だしやーめたっ。

こんな感じでね。

 

全部私の空想だけど。

もし本当にこんな人がいたらセンスってのは磨けるんだよっと教えてあげたいね。またいつかそれについて記事書くか。

そう、センスは磨けるんです。

音楽は天才の仕事というわけではなく、とくにDTMなら誰にでもチャンスがありますよ。

 

解決策

 

ここまででだいたい原因がわかってきましたね〜(?)

 

そうなると解決策は?

ということになるわけですが….

 

頑張れ!

としか言えませんね。はい。

元から難易度の高い趣味ですからね。

 

でもそれであきらめていいのか?

いままでのすぐに辞めてしまう自分を少しでも変えたいと思ったのなら挑戦すべきではないのか?

 

そう自分に問いかけてみてください。

いつか自分の作品を作り上げるんだ!という強いきもちがあればきっとなんとかなりますよ。

 

DTMの難易度を今一度分析してみましょう?

まずDTMの作業は作詞を入れたとすると大きく4つ。

  • 作詞
  • 作曲
  • 編曲
  • ミックス・マスタリング

です。

もはやこれだけでも難易度が高いことはわかりますね?

 

これらはそれぞれに専門職がいるくらいですからはっきり言ってかなりの知識と技術が必要ですよ。

作曲はもちろん感覚も研ぎ澄まさなければならない、抽象的で先の見えない作業です。

そして編曲はもし楽器ができないならそれぞれの奏法を理解しなければなりませんし、音と音をうまく調和させるためには音楽理論的な知識も必要です。

ミックスやマスタリングなどはエフェクトをかけた時の違いがわかるまで、何度も繰り返さねばもはや何をやっているかもよくわからないでしょう。

 

そしてDTMでやるならまずコンピュータの知識にDAWの操作。音源・エフェクトプラグイン、機材の選定も自分でやるのです。

作業や知識量が多い上に完全に全てが手探り状態。

圧倒的難易度です。

 

そしてこれをプロのような環境ではなく、自宅の小さなスタジオでやるわけですから。

最初はイメージ通りにいかなくて当然です。

うまくいかないのは普通です。

そう考えると少しは気が楽になりませんか。

 

ひとつひとつ、やれることをやっていきましょう。

本とか読んでみるのもいいですよ。

DTM書籍紹介 ミックスや作曲・アレンジに役立った本9選 DTM 本 初心者が独学で作曲できるまでに使った書籍

DTMは最高だ

 

これだけネガティブなことを語ってきましたが、やっている人も一定数いるわけだし楽しい趣味というのは間違い無いんですよね。

ただちょっとやることがおおいだけ。

 

みんなが通る道でもあるので初心者の方も見て頂けたなら役に立つはず。

この感覚は乗り越えなきゃいかんのだな〜と思ってほしい。

 

自分がイメージしたものを実際に創造できる面白さ。

思わぬところでの発見の楽しさ。自分の作品があるという誇りというかそういう面白さは探せばたくさん見つかるわけですが、そこまでが大変なんですね。

 

DTMってのはそこまでが大変でとても高難易度の趣味なんですよね。やることが多く、時間と金もたくさん費やさなきゃだめなんだね。

でも面白さもそれに応えてくれるだけのものはある。頑張れば。

DTMは大変だけど楽しいんだ。

自分で取り組んでるという意識があればきっと楽しめるはずだ。

 

DTMは一生かけていいものを作るんだ!

くらいに考えましょう。

 

終わりに

 

ここまで全て私の想像ですのでそのつもりで。

私はDTMで感じることはあっても、そこまで挫折しなかったので。

こんな記事にたどりついている人は「挫折しそうだ〜」などとこころのどこかで思っている人というのはお見通しなので頑張りましょうね。

 

しかしそういうあなたは今困難に立ち向かっていると言えます。

それを乗り越えることを知った人は不思議なもので、人生が豊かに感じられ、さらには周りからも何かイキイキしていると感じられるようです。

実際に、飛躍の直前が一番落ち込む時期というのはよくある話ですからあと一歩です。

 

あなたの人生のターニングポイントともなりうる趣味。

DTMで立ち向かわなければならない様々な困難は、全ての生活の場において考え方を豊かなものにしてくれるでしょう!