こんにちは。
DAWを探してみると、
「DAWって結構高いな….」
と感じられることは多いかと思います。
そこで気になるのが無料DAWの存在。
とりあえず無料で始められたらいいなと思いますよね。
今回はそんな無料DAWをいくつか紹介していきましょう!
割と本格的に使えるものばかりなので無料でもしっかりとDTMができますよ。
まとめ記事としてたくさん紹介しようと思いましたが、最近ではもはや時代遅れのものや使う必要がないものもたくさんあるので少なめに良いものを紹介しています!
CONTENTS
フリーDAW
Cakewalk by BandLab
こちらはWindowsユーザー向けの無料DAWです。
このCakeworks by BandLabはなんと、少し前に6万円程度で他のDAWと肩を並べて販売されていたSONARというDAWが無料に変化したものです。
販売会社の経営破綻などが原因で販売が一時終了になりましたが、開発元をほかの会社が買収して無料で配布され始めました。
SONARは以前はそれなりにユーザーもいた優れたDAWで、かなりの機能を搭載しています。
他のフリーDAWとは違って機能制限は無く、他の有料DAWと同等に扱えます。
以前から搭載されていた優れた付属エフェクトや、他社製のVST音源の使用など基本的に困ることはありません。
それを無料で使えるということなので、Windowsでお金をかけたくないが本格的なDTMをやりたいという方はこのCakeworks by BandLabが最もおすすめと言えるでしょう。
参考 Cakewalk by BandLabBandLab
Studio One Prime
Studio Oneは素早く直感的な操作性で、後発ながらどんどんユーザーを増やしている人気のDAWです。
そのStudio Oneには機能制限版のStudio One Primeという無料バージョンが存在しています。
このStudio One Primeはあらゆる音源と基本的なエフェクトを搭載しており、無料版ながら本格的なDTMが可能になっています。
ただ外部音源の追加ができないので付属のものになってしまいますが、それだけだと物足りない感じは否めません。
やはり有料版と比べると制限は大きいですが、これからStudio Oneを使ってみたいという方や無料で試してみたいという方にはおすすめです。
Studio Oneは下位グレードのArtistは1万円程度で安いので時を見計らってアップグレードするのもいいでしょう!
こういった有料DAWの無料版としてはStudio One Primeはかなり優れているので、ここから入って本格的に始められると効率がいいかもしれませんね。
手に入れる方法はStudio Oneの公式ページにいって、会員登録後ダウンロードするだけです。
手順もすべて下記ページに掲載してありますので、興味がある方は確認してみてください!
GarageBand
AppleのGarageBandです。
これはMac専用ではありますがMacに最初から入っている無料DAWです。
GarageBandはAppleの人気DAW、Logic Proの子分的な存在で無料ながらかなり本格的なことが可能となっています。
下記画像のように本格的な音源とピアノロールが使用可能で、これだけみたらほぼ Logicですよね。
ガレージバンドは付属の音源のサウンドもいい感じです。
さらにオートメーションやイコライザーなどのちょっとしたエフェクト、ループ素材を読み込むなど無料ながらもう曲作りが完結するレベルの機能が揃っています。
また自動でドラムを叩いてくれる機能まであります。
↑GarageBand iPad版の自動ドラム機能
やはりLogicと比べたら機能はかなり劣りますが、無料でこれだけ体験できるというのはすごいことです。
もしMacを持っている方や検討している方がいたらGaragebandを試してみてはいかがでしょうか!
ちなみにGarageBandはiPadやiPhoneバージョンもあります。
そしてGarageBandはほんとうに Logicに似ているので、もし気に入ったらGarageBandで練習した後にLogicにアップグレードするといいですね!
本格的なプロ仕様DAWのLogicならGarageBandでできないことができるようになりますし、操作性も似ていてスムーズに移行できるはずです。
そしてLogic自体も2万4千円ほどとDAWの中ではかなり安い方です。
↓Logic Pro
Zenbeats
ZenbeatsはRolandのDAWで、WindowsにMac、iOSやAndroidでも使用可能な無料DAWです。
直感的な操作性でサンプルを使って作曲したりピアノロールを使用して打ち込みをしたり、本格的なDTMが可能です。
Rolandの昔ながらのドラムサウンドなども使用可能で音源もそれなり。
しかも無料ながらトラック数は無制限です。
結構充実していますね。
そして物足りない人のための有料オプションも存在しています。
この無料版のみだと機能制限がありますが、有料オプションのUnlockを購入することでより強化することができます。
Unlockの方はアプリ内のストアでスマホ版では14.99ドルとパソコンでは49.99ドルでそれぞれ機能を解放できます。
無料版だと同時に使用できるエフェクトの数や、使える音源とサンプルの数が全然違うのでより本格的にやっていきたい場合には有料オプションを買うのもいいですね。
さらに上級オプションのUltimate Unlockもあり、こちらではさらに収録サウンドを増やし、全OSで有料版が使用できるようになります。
ただEDMを作りたい人であればZenbeatsではなくFL STUDIO MOBILEとかの方がいいかもしれません。こちらは最初から1700円ほどの有料ですが。
参考 ZenbeatsRoland 参考 Zenbeats グレード比較Rolandその他
一応無料DAWということでCubase AIやAbleton Live Liteという有名DAWの簡易版があります。
ただこいつらはMIDIキーボードやオーディオインターフェースなどの関連商品を購入することで、無料で付いてくるものなのでその部分でお金がかかってしまいます。
例えばCubaseの会社のオーディオインターフェースである、URシリーズなどにはCubase Aiが付属してきます。
Ableton Live LiteはMIDIキーボードによく付いているイメージですね。
ただこれらは結構機能が制限されていて、操作性自体は有料版と変わらないもののトラック数などがかなり少なかったりするので一時しのぎ的な使い方にはなってしまうでしょう。
なので将来的にこれらの有料版を使いたければこういった付属DAWもいいかと思います。
アップグレードの際もいくらか安くなりますよ。
終わりに
最近はフリーDAWも結構優れたものが出てきていて無料で本格的なDTMも可能になってきていますね。
まあ、プロを目指すとかなら有料版をおすすめしますが趣味で軽くやる程度ならこれらでも十分に楽しめるでしょう!
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