こんにちは!
今回はモニタースピーカーの初心者向けモデルということでおすすめなものを紹介していきましょう。
今のモニタースピーカーは初心者向けでもかなり高性能でハイクオリティな曲も作れるレベルになってきています。
コスパよく本格的な作業が可能なモニタースピーカーがたくさんあるので早速みていきましょう!
ここで紹介するものの価格の範囲は約1万〜3万円程度です。
今回サウンドハウスとAmazonの商品ページを貼っておきますが、サウンドハウスはモニタースピーカーであれば2千円くらい安いこともありますし、DTM機材のための定番サイトなので特に理由がなければサウンドハウスでの購入をおすすめしています。(比較はしてください)
またここに掲載しているリンクは全てペアです。
DTM機材を揃えるならサウンドハウスも視野に入れよう。安いよ↓↓以下の記事にはおすすめだけでなくモニタースピーカー選びのポイントや必要性も書いているので気になった方は確認してみてください。
CONTENTS
モニタースピーカー初心者向けおすすめモデル
カテゴリごとにおすすめ度で順番に並べています。
それぞれの説明の下部に商品ページへのリンクも掲載しています。
中型(5インチ)の初心者向け高性能モニタースピーカー
まずDTMではちょうどいいサイズの5インチの初心者向けモデルをみていきましょう!
特に置き場所に制約がなければ個人的には5インチをおすすめしています。再生能力的にも価格的にも大きさ的にも自宅で行うDTMには最もバランスが良いです。
1. YAMAHA HS5
YAMAHAのHS5。
初心者向けの値段でありながら高性能で5インチの大きさを持つコスパに優れたモデルです。
DTMでは超定番で初心者向けでもありますが本格的な曲作りにも対応した性能を持っています。
一部のプロも選ぶモデルです。
サウンドはかなりフラットでステレオイメージ(楽器がどこにあるか)も手に取るように把握できます。DTMに最適のサウンドです。
欠点としては少し低音が聞きづらいということがよく言われますが、音量を出せる環境でないとどのモニタースピーカーでも変わりませんし、ヘッドフォンや周波数アナライザーを併用すればそんなに問題はありません。
精確な再生能力、確かな音像定位、フラットな特性のHSシリーズ、2ウェイ、5インチ・パワード・スタジオモニター。54Hzから30kHzというワイドレンジを実現しています。
リアパネルには、壁際にスピーカーを配置した際に低域が強調される点を補正し、正確なモニタリングを可能にするROOM CONTROLを搭載、また、HIGH TRIMも装備しており、部屋や用途に合わせた緻密なバランス設定が行えます。入力端子はXLR、TRSフォーン端子を併装し、ミキサーやキーボード、オーディオインターフェースからの出力など、あらゆるユースケースに柔軟に対応。
- パワードモニタースピーカー
- 周波数特性:54Hz-30kHz
- 入力端子:XLR/PHONE(バランス)
- 消費電力:45W
- 寸法:170x285x222mm
- 重量:5.3kg
カラー:ホワイト(サウンドハウス)↓
私が昔レビューした記事です↑
2. JBL 305P MKII
JBLの 305P MK2。
こいつは低音にも強く高性能でありながら安くてコスパが良いモデルです。
デザインもカッコいいですね。
DTMのためのフラットな音質はもちろん、先ほどのHS5では出せない低音も聞けるのでEDM等のダンスミュージックにも適しています。
さらに305P MK2の特徴として広いリスニングポイントがあります。
そのおかげでモニタリング時にあまり気を使わなくても良い状態の音を聞くことができ、奥行き感も感じられるのでDTMのミックスの工程でも力を発揮します。
305P MK2は比較的新しいスピーカーのようなので元の性能が良くコスパが良いです。
2万円台なのでHS5などと比較対象になりますが、低音が重要なダンスミュージックなどを作る方は305 MK2もいいかもしれません。(HS5でも全然作れますが)
この値段で305P並みの低音がでるモニタースピーカーは少ないです。
JBL大人気パワード・スタジオモニターLSR305の後継モデル、305P MKII。高域、低域それぞれのドライバーに改良が施され、再現性能が大幅に向上。JBL独自のイメージコントロールウェーブガイドが目を引く、光沢あるフロントフェイスが特徴的です。高品位なリスニングから本格的な音楽制作まで幅広いシーンで大活躍してくれること間違いなしの一押しモデルです。
- 周波数レンジ:(-10dB) 43Hz – 24kHz
- キャビネット寸法:298 x 185 x 231mm (H x W x D)
その他のリンク↓
JBL PROFESSIONAL 305P MkII パワードモニタースピーカー 2本セット フォン-RCAケーブル付き
JBL PROFESSIONAL 305P MkII パワードモニタースピーカー 1本
3. TANNOY Reveal 502
Reveal 502は臨場感がある明瞭なサウンドが特徴です。
クリアなサウンドでバランスの良いスピーカー。
低音から高音まで幅広く聞くことができてかなりの高性能です。
特に低音はしっかりとした迫力がありますね。
セッティング時のためのイコライザーコントロールも自然で、置き場所に制約がある方でもうまく調整することで最適な状態で使用可能。
実は後に紹介する小型サイズのReveal 402の方が人気のスピーカーなのですが、スピーカーはやはり大きい方が優れているので余裕があればこちらがいいですね。
Reveal 502は、端正なフォルムのエンクロージャーに、87年もの実績に裏付けられた伝説的なタンノイ・サウンドと実用性重視の機能を両立させたスタジオモニターです。
Reveal 502は、音楽ジャンルを問わずに圧倒的に上質な明瞭性を表現します。生楽器演奏、電子音楽といったジャンルの違いに関わらず、容赦ないほどの正直さでストレートにミックスの素顔を映し出します。
Tannoy社のPaul Mills博士の手によってカスタムチューニングされたアクティブ・クロスオーバーフィルターは卓越したタイミング精度を誇ります。スイートスポットが広く、ミックスのステレオイメージを失うことなく作業スペース内を移動できるだけでなく、ミックスダウン中の同席者にまでも優れたサウンドを届けることができます。
寸法(H x W x D):300 x 184 x 238 mm(H x W x D)
TANNOYステッカー付き↓
TANNOY アクティブ スタジオモニター スピーカー REVEAL 502 2台セット オリジナルステッカー付 【国内正規品】
小型(3〜4インチ)の高性能モニタースピーカー
小型ながらDTMに必要なフラットな再生能力をもち、本格的に使えるモニタースピーカーたちです。
かなり小型なので場所をとらず趣味で軽くやりたい人でも最適。
4. YAMAHA MSP3
(3インチ)
YAMAHAのMSP3です。プロも愛用する定番モニタースピーカーMSP5の小型版です。
MSP3もDTM用モニタースピーカーとして超定番のモデルです。
フラットなサウンドで多くのDTMerから愛される高性能でコンパクトなモデルです。
ただMSP3は小さいゆえに低音が聞こえづらいです。
EDMなどのダンスミュージック系では低音が重要になるのでこのスピーカーだけでは厳しい部分がありますね。しかし先ほども言った通りヘッドフォンやアナライザーだけでも低音は問題ありません。
しかしMSP3はかなり小型でそれがメリットです。場所をとりません。
また静かな住宅街やアパートなど自宅であまり大きな音が出せないという方にもおすすめです。低音は大きいスピーカーでも音量が出せなければ聞こえませんし。
大きさにしては値段は高いですがこの大きさで本格的なDTMが可能になるので、小型のモニタースピーカーを探している場合はMSP3は最もおすすめです。
20Wのパワーアンプを内蔵したホームスタジオに最適なリファレンスモニター。リーズナブルな価格、コンパクトなサイズなながらMSP直系の高音質サウンドを実現しています。
- パワードモニタースピーカー
- 再生周波数帯域:65Hz~22kHz(-10dB)
- 入力端子:RCAピン、XLR、フォン
- 寸法・重量:144W×236H×167Dmm、4.4kg
- コンパクトなサイズながらMSP直系の高音質サウンドを実現。
その他のリンク↓
5. TANNOY Reveal 402
(4インチ)
先ほど紹介したRevael 502の小型版です。
これは小型なのにかなり本格的なサウンドで低音までバランスよくしっかり出ます。
大きいHS5と比べても低音が目立つ。
もし先ほどのReveal 502と比較する場合は部屋の大きさと出せる音量(と値段)で決めればいいでしょう。
Reveal 402でもしっかりとした低音が聞けるのであまり音量が出せる環境ではなく、置き場所も少ない場合は402でも十分に使用可能です。
(またスピーカーとしては402が有名です。)
この価格ではかなりの高性能でコスパも最高なモデルです。
また音楽鑑賞用としても人気で音楽鑑賞も楽しみたい方はいいですね!
Reveal402は、伝統のTANNOYサウンドを堪能できる出力50W、5インチ・ウーハーを搭載したスタジオモニターです。3ポジションのEQコントロールで最適なセットアップも簡単。AUX LINK入力により音楽プレーヤーを直接接続することもできます。
- 寸法(H x W x D):240 x 147 x 212 mm(H x W x D)
サウンドハウス↓
Amazon↓
TANNOY アクティブ スタジオモニター スピーカー REVEAL 402 2台セット 【国内正規品】
ステッカー付き(Amazon)↓
TANNOY アクティブ スタジオモニター スピーカー REVEAL 402 2台セット オリジナルステッカー付 【国内正規品】
6. Presonas Eris4.5
(約4インチ)
DAWのStudio Oneでお馴染みのメーカーのモニタースピーカーです。
クリアでバランスが良く、各種操作機能が付いていてDTMのためのモニタースピーカーとしての基準を満たしています。
コンパクトで値段も安く、デザインもカッコいいのでこれと言った欠点はないようなスピーカーですね。
Reveal 402やMSP3より安いので特にこだわりがなければコスパの良いスピーカーです。
ポータブルなスタジオ・モニターをお探しの方に、ウルトラコンパクトなEris E4.5が理想的です。僅か163 x 241 x 180mmとコンパクトで、アクティブ・ユニットとパシッブ・ユニットの組み合わせにより質量もペアで5.9kgと軽量。E4.5には、25WクラスA/Bアンプを備えた4.5インチKevlar低域ドライバーと1インチ(25mm)シルクドーム・ツイーターが搭載されており、クリーンな100 dB SPL(ピーク)を生み出します。そしてミッドレンジ、HF、ハイパス、Acoustic Spaceなどの音響コントロールがフル装備されており圧倒的なバリューを誇ります。
サウンドハウス↓
Amazon↓
PreSonus プリソーナス モニタースピーカー Eris E4.5(ペア)
激安でもしっかりした初心者向けモニタースピーカー
ここではかなり安いのにある程度本格的な仕様が可能なモニタースピーカーを見ていきましょう。
1万円前後の低価格なのでコンパクトなモデルにはなりますが入門用としてはしばらく使えるモデルたちです。
ただプロのクオリティに少しでも近づけたければいつかアップグレードすることにはなるでしょう。やはり上位機種と比べてしまうとフラットさや基本性能で劣る部分があります。
しかしアップグレードしたらリスニング用にしてもいいですし、複数の環境でモニタリングできるので初心者の方は最初はこの価格帯でも良いでしょう。
7. TASCAM VL-S3 パワードモニタースピーカー
(3インチ)
8000円を切る低価格でありながら低音までしっかりと聞こえる優れた再生能力を持っていてコスパ抜群のモニタースピーカーです。
またコンパクトで場所を選びません。デザインもモニタースピーカーらしい雰囲気が素敵。
入門用としては最安で品質も持ち合わせているのでまずDTMを手軽に始めてみたい方にはおすすめのモデルです。
デスクトップに設置できる3インチウーハー搭載の2ウェイパワード・スタジオモニタースピーカーです。コンパクトボディで80Hz~22kHzのワイドレンジ再生能力を誇り、小音量でもクリアなモニターサウンドが可能です。
サウンドハウス↓
TASCAM VL-S3 パワードモニタースピーカー サウンドハウス
TASCAM VL-S3BT パワードモニタースピーカー Bluetooth対応 サウンドハウス
Amazon↓
TASCAM パワードモニタースピーカーペア 2ウェイアンプ内蔵 VL-S3
TASCAM 2ウェイパワードモニタースピーカー 3インチ ペア VL-S3BT
8. Mackie CR3
(3インチ)
Mackie CR3はコンパクトで低価格でありながら高音質で低音もそれなりに聞こえるモデル。1万円前半程度のものの中ではかなり人気のモデルですね。
音の定位感を捉えることができ、クセの少ないサウンドでモニタースピーカーとしての役割を果たしてくれます。
ただデザインは個人的にあまり好きではありませんね。
パワードスタジオモニター。
パフォーマンス性の高いスピーカーユニット構成と便利なフロントパネルコントロールを採用したMackie Creative Reference マルチメディアモニタースピーカーは、仕事においても、遊びにおいても真のプロフェッショナル級のサウンドを提供するプレミアムマルチメディアモニタースピーカーです。
- 寸法 高さ 208mm 幅140mm 奥行き158mm
9. FOSTEX PM0.3H
(3インチ)
PM0.3Hも低価格でコンパクトながら低音がしっかり聞こえ、解像度高いサウンドを再生してくれます。
こいつもコスパの良いスピーカーです。またデザインもシンプルでカッコいいですね
お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが先ほどから同じような説明を三連続で続けていますね笑
今紹介した3つはそのくらい差がないので、この価格帯を狙う場合は好みで決めて良いかと思います。
他にも「H」がないPM0.3という少し安いモデルがありますが、こちらはハイレゾ非対応で高音がPM0.3Hより出ないという仕様です。
こちらはどうせなら音質が良い「H」付きが良いですね。
PM0.3H ブラック↓↓
Fostex PM0.3H(B) Black サウンドハウス
FOSTEX アクティブ・スピーカー PM0.3 H(B) Amazon
PM0.3Hホワイト↓↓
Fostex PM0.3H(W) White サウンドハウス
- 寸法 100(W)×185(H)×130(D) mm
モニタースピーカーに関係するその他の機材
こちら↓↓で紹介しています。
安いモニタースピーカーに関してはこちら↓
終わりに
いい感じのモニタースピーカーが見つかりましたか?
どれもコスパが良いスピーカーでしっかりと使えますのでDTM初心者の方は検討してみてはいかがでしょうか。
またヘッドフォンだけでやっている方も耳が痛くなったりしますのでモニタースピーカーの導入をおすすめしています。