おはようございます。
TOEICリスニング対策 発音は重要! 英語発音が掴める考え方今回の記事ではこちら⬆️で紹介した、英語の発音イメージのちょっとした実践編としての内容になります。上記の記事を読んで頂いた前提で書く部分もありますし、個人的にあまり聞かないオススメの方法なので読んでみてください。
今回は難しい発音のコツや特徴について書いていきます。
出し方はかなりたくさんのサイトでありますのでそこは簡単にして、聞こえ方や特徴についても少し書いてみますね。
このブログではTOEIC対策を謳っているのでそういう目線を意識したいと思います。
リスニング対策をする上で発音を知ることは重要です!
また発音を知ることに関しては自分が発音できるようになることが一番の近道です。
断言します。
私自身それをやったから短期間でTOEICスコアを伸ばせたと実感しています。
なので今回の記事をみて発音を知りたくなったら是非勉強してみてください!
CONTENTS
出すのが難しい発音
英語には日本語の口の動かし方では想像しづらい発音がいくつかあります。
日本人はとくにrとlの違いがわかっていない場合が多いですね。
巻き舌はRだけでLはまた違います。
ではそれぞれ見ていきましょう!
TOEICに使える豆知識 R編
まず最初に見ていくのは有名なRの発音です。
これの出し方は巻き舌というのを使います。
有名なあれです。
これはLでは全く違うのでそこだけしっかりと認識してください!
またこのRではTOEICを受験するにあたって知っておかなければならないことがあります。
それはスピーカーの国籍によってRの発音が全然違うということです。
TOEICではアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアのネイティブスピーカーが音声収録を担当していますね。スピーカーによって発音が異なるのがわかりますでしょうか。
実は発音の傾向によってグループに分けられるのですが、大体の傾向としてアメリカとカナダの二国とイギリスとオーストラリアという風にわかれます。
これは発音の仕方が近いという意味で分けています。それだけ抑えてください。
実は巻き舌で発音するのはアメリカとカナダの方だけです。またこの二国の発音はリエゾンのようなくっつきがよく発生していて、きいている印象としてはれろれろした感じというかねっとりした感じがします。
そしてイギリスとオーストラリアはrの発音は聞こえないというか伸ばしているように聞こえます。hereはヒャーと聞こえます。hardは日本語の伸ばし棒のようにしています。
ただriskのようなものは普通に「リスク」と聞こえる場合もあるので実際の音声を聞くのを怠らないようにしてください。
またイギリスとオーストラリアの方はすっきり爽やかな印象の発音です。
いかがでしょう。
これらを意識して聞いてみるだけでだいぶ変わってきますよ。
ちなみにもし自分で発音する時に巻き舌ができなかったら、
「僕はイギリスが好きだからさ」といってやらなくてもいいと思いますよ。
ただ日本で習うのはアメリカ英語なので、巻き舌が当然だと思っている人もいるでしょうが。
あとそのまま「る」といってもいいんじゃないでしょうか。
father→ファザルーとやるとイラクとかそっちの中東系の人の発音みたくなります。
TOEICに役立つ豆知識 L編
実はLが「る」と聞こえず「う」や「お」と聞こえる単語があります。
whileやall、school、alcoholみたいな単語ではホワイウ、オーウ、スクーウ、アルクホーゥと聞こえます。ビューティフォゥやアポゥもいい例ですね
これは単語のアクセント(強調部分)やLの位置、口の動きが関係していると推測しています。
これらの共通点は、最後の方にLがあり発音の最後(Lの部分)の音量が減る単語です。
Lを発音するときは日本語のラ行をイメージすると簡単です。
日本語でラ行を発音するときは口の上部に舌をくっつけて弾いて発音しています。
Lの場合はその舌の位置を前歯の裏付近まで近づけて弾きます。これでLになります。
実際にやってみてください。先ほど紹介した単語たちを早く読もうとするとLをしっかり発音できないことがわかりますか?
Lを発音するときは前歯の後ろまで舌を持っていかなければならないので少し激しく動かしきれません。なので普通にこれらの単語を発音する場合は上手く弾けず「う」になってしまうんですね。
またalwaysのようにLの音量が減る部分でもそう聞こえますので、最後にLがあるからというだけではなく主にアクセントではない部分でそう聞こえます。
逆にblue、largeなどはLの音量が大きくなっているためしっかりラ行っぽく聞こえますね。ただyellowはまたちょっと違う気がしますし例外はたくさんあると考えてください。
いかがでしょう?
「う」と聞こえる部分もあるんだよーということだけ伝わっていればOKです。
一応明るいL、暗いLという区分があるようですが暗記っぽくなるのでとりあえずLはラ行だけでは無いと抑えておきましょう。
自分で発音してみるとかなりわかりやすくなりますよ。
これを知っているだけでWhileはなぜホワイにきこえるんだ!!などという愚かなことは言わなくなるはずです。
出すのが難しい発音豆知識 FとV
これらは下唇を噛むような動きをしてフッと発音するかヴっと発音するかの違いです。
これらは単語の発音の最後に来るF、Vは文章中では口の動きが追いつかずほぼ聞こえないということがあります。
唇を噛んで終わるというイメージです。
TOEIC程度であれば聞こえないとこがあるということだけ知っていれば大丈夫です。
FやVが最後にある単語は口の動きの都合で発音されないことがあるので注意してくださいね!
出すのが難しい発音4 豆知識 TH
これも有名ですが日本語的なスとは出し方が全然違うんですね。
音自体はtheやthere、thusなどザと認識しているザ系もしくは聞こえる系とfifthやbirthなどの最後に来るス系がありますが基本の出し方は同じです。
こちらは優秀な動画がYouTubeにたくさんあるのでそちらを見た方がはやいです。
ていうか他のものも正直よくわからない場合は動画とかをみた方がはやいのでそちらをお勧めします。意外と簡単に英語っぽい発音は可能ですよ!
それでこのThの豆知識なんですが、これらを含む単語でかなり多用されるものたちがあります。
それはThis、There、Theなどです。
これらはザ行のイメージが強いですが実際に聞いてみると違います。
どちらかというとザよりダというふうに聞こえます。
there→デア
father→ファダー
that→ダット
これらを含む英文を実際に聞いてみてください!
もう一つあります。
単語の最後に来るthは口の形は同じで弾かず、舌を挟んだ状態でスーと息を出す感じで出しています。
なので実際はあまり発音されない音なんですね。
Fifthと発音するときなどは全然聞こえません。thだけこそこそ話のようになります。
これも実際の音声を聞くか発音の練習をしてみてください!
発音の練習するだけでTOEIC勉強の効率性もかなり上がります。
本当です。初心者から半年で800超えた私がいうので間違いありません。
発音の練習法
どこかのサイトで見た物なのですがいいなと思ったので紹介します。
英語でone、two、three〜12辺りまで数を数えましょう。
結構ここまでのものが使われています。
さらにfirst、second、third、fourth〜eleventh
まで数えましょう。
いい発音を意識してやるとこれだけで慣れてきますので、他の音読時などで応用してやってみてください。
その他のTOEICで役立つ知識 日本人が誤解しがちな発音
aの発音
TOEICでのイギリスとオーストラリアの発音はしばしばAの部分がアーと聞こえるので気をつけてください。
私は、
most recent sales data→モストリースントセールスダーター
という音声で「??????」となってしまいました。
tの発音
これはイギリスの発音だと強いツに聞こえることがあります。ツァツァっていう感じが聞き取れたらイギリスの発音ですね。
しかしアメリカとカナダはダ行かラ行っぽく聞こえる場合があります。 water→ワラー
ですが聞き取る時にそんなに影響は無いかもしれません。
nの発音
nの発音は「ん」だけではなく微妙に「ヌ」が入っている時があります。
発音するときはwhen→ウェンヌと最後に小さくヌがあるというイメージです。
Nを含むものを音読するときは最後に小さくヌをつけるとかっこよくなりますよ!
nの後にリエゾンが発生するときはナ行でつながっているのがわかると思います。
when I was s kid→ウェナイワズアキッド
in advance→イナッバンス
bとvの違い
vに対してbの形は日本語のバ行に近いです。
出し方は上下の唇を軽く口の中方向に収納し、その後ブッと出せば完成です。
パ行と同じような破裂音に近いです。
VとBは意外と違うのでこちらの発音も自分で勉強してみてください。
B「ボブ」
V「ヴォヴ」
pも同じような出し方ですね。
終わりに
いかがでしょうか。
これだけ日本人が誤解しがちなものがあります。
それと英語を発音するときは声を前に出す感じで大きめな声、できれば腹式呼吸で少し早口でやるとそれっぽくなると言われています。
またカタカナ英語でもアクセントに気をつけて早口でやるだけでかなりそれっぽくなりますよ。
こちらとセットでTOEICに必要な程度の発音はマスターできる気がするので是非。
発音の原理さえ知れば、もし変なふうに聞こえてもあっこういう傾向があるんだったというふうにやればわかりやすいと思います。
ディクテーションなどでそれぞれの単語や文章で弱点を炙り出していてはキリが無いので、正しい発音と傾向だけ押さえてどんどん応用しましょう。
暗記するのはislandとかaisle(アイオーと読む)のような本当に特殊なものだけでいいです。
また自分で発音ができるようになってきたら音読する度に全ての単語の正しい聞こえ方を確認することができます。
そのほうが効率的かと。
以上です。