こんにちは。私はAudi TTを認定中古車で買いましたが、装備されているオプションについてもかなり気を配っていました。そして最終的にTTとしてはオプションが色々付いている物を買いました。
(TTは生産終了が発表されてしまっているので認定中古車で購入される方も増えるかもしれませんね。)
そんなわけで今回私のTTについていたオプションについて紹介。それと、おすすめのオプションについてもいくらか語ります。
車のオプション装備はどれも運転が楽になるものなので、迷うものです。TTを検討している方は参考にしてみてください。
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我がTTのオプション
私のTTは2016年式で、8Sになってからわりとすぐのモデルですが、オプションはたくさんついていました。
オプションがたくさんのおかげで充実したドライブができています。やはりオプションはあればあるほど良いと思います。予算次第ですが。
私のTTは2015年に出た8Sからのオプションが付いています。なんだか2015年あたりの先進装備があるという印象でした。(2023現在)
8Sは最終モデルとなり、オプション装備に関しては、2019年以降のマイナーチェンジ後でも2015にでてきたものからあまり新しくなっていないようなので、これからTTが欲しいという方は先進装備についてはあまり期待しない方が良さそうです。
ちなみに私のTTの主要なオプションは↓の感じです。
- S Lineパッケージ
- マトリクスLED
- アシスタンスパッケージアドバンスド
Slineパッケージは、名前の通りスポーツ感あふれる内装・外装になる、内容が含まれたオプションになっています。アシスタンスパッケージアドバンスドは、アウディサイドアシストやアクティブレーンアシストなど、運転のアシスト機能がセットになったオプションです。
次に、あって良かったものとそうでもないものについてを紹介。
あって良かったオプション
アウディサイドアシスト
アウディサイドアシストは、運転手の車線変更をアシストしてくれる機能です。
移動したい車線の後方に車が近づいている時や、死角に車がいる時などにサイドミラーの内側にあるランプが点灯し、危険な状態であることを教えてくれます。また、その状態でウインカーを出すと煩く点滅して、警告を発します。
Audi車共通の機能で普通に便利な機能だと思いますが、TTだと特に便利だと思います。
TTは車高がそれなりに低く、クーペタイプのスポーツカー なので後方に少し大きな死角があります。車線変更したい時に、視界が良いとは言えないのでアウディサイドアシストがあると助かりますし、確認が楽です。
(大きな死角と強調してしまいましたが、ちょっと動けば目視できるレベルで、TTはスポーツカーの中では視認性はかなり良い方です。)
クルーズコントロール&アクティブレーンアシスト
他に地味に良かったのが、クルーズコントロールとアクティブレーンアシスト。
クルーズコントロールは前の車について行くアダプティブクルーズコントロールではなく、ただ速度を固定して、レバーで速度調節するものなので古いタイプです。
どうやらTTに関しては全モデルでアダプティブクルーズコントロールは無さそうです。残念。
とはいえ、やはりあるだけで長距離運転の時にかなり楽でした。そしてアクティブレーンアシストも良かったと思います。
これは65キロ以上で走行中にレーンを認識して、はみ出ないようにハンドルをアシストしてくれるというもの。
白線を認識できていれば、ハンドルがはみ出さないよう勝手に動きます。また、はみ出しそうになるとハンドルが振動して、警告してくれます。
これも高速道路とかでかなり便利でした。
ただ、ハンドルを操作していないと、ハンドルを操作してくださいという警告がでて、何秒か後に解除されます。
高速道路などの広くてカーブがゆるい道路では、ちょっとした自動運転のようです。
しかしきついカーブだとはみ出しそうになりますし、完璧な自動運転とは思わない方が良いですね。あくまでアシストです。
高速道路ではアシストを利用すると、ハンドルを軽くガタガタ動かしているだけでアシストが入り勝手にレーンに沿って進むので、空いている道ならクルーズコントロールと合わせればかなり快適でしょう。
TTは車内も広くて快適で、燃費も良いので長距離ドライブにも良いです。長距離ドライブするなら欲しいオプションでしょう。
まあ、これよりすぐれたアダプティブクルーズコントロールや、自動運転に近い技術も出てきているので、それらを体感してしまった人は物足りないということにはなりそうです。実際にいくらかのカージャーナリストたちはアダプティブクルーズコントロールがないのが気に食わないみたいですね。
マトリクスLED
現在は多くのメーカーが当たり前のようにオプションとして用意しているようですが、8SのTTが出てきた2015頃、アウディの目玉機能のひとつだったマトリクスLED。
これも私のTTについていますが、便利で面白い機能です。マトリクスledはハイビーム使用時に、対向車や前方の車がいるところだけ部分的に消したり、カーブに沿ってライトを照らしたり、標識を狙って照らしてくれたりということをしてくれるヘッドライトになるオプションです。
ハイビームが気楽に使えますし、実際にライトが動いてるのがわかって楽しいです。
ただ、マトリクスledは50キロ以上の速度でないと作動しないので、狭い山道とかはダメですね。カーブに沿って照らすというので期待してましたが、山道の急なカーブではそんなにスピード出したくありません。ほどほどのカーブや高速道路ならいい感じです。
ちなみにTTのマトリクスled装着車は、シーケンシャルウインカー(流れるウインカー)が前後に適用されます。
私はアウディの美しいシーケンシャルウインカーが大好きなので、実は一番嬉しいポイント。鍵をかけるときなど流れて楽しいですね。マトリクスLEDがなしの場合は、後ろだけシーケンシャルウインカーだったりするので、チグハグな印象になってしまいます。
S lineパッケージ
アウディのスポーツモデルはSがついた名前になり(S3やTTSなど)、装いもスポーティになります。そのSモデルの特別な装いや、一部装備だけを通常モデルにつけるオプションがS lineパッケージらしいです。
エンジンなど主要な部分はそのままですが、見た目も内装もスポーティになります。
- LEDヘッドライト ※
- ヘッドライトウォッシャー ※
- LEDリヤダイナミックインディケーター ※
- S line エクステリアロゴ
- S line バンパー
- ラジエーターグリル(ハイグロスブラック)
- リヤディフューザー(プラチナムグレー)
- アルミホイール 10Vスポークデザイン パートリーポリッシュト 8.5J×18
- S line スポーツサスペンション
- S スポーツシート
- アルカンターラ/レザー S ロゴ
- 電動調整機能(フロントシート)ボルスター含む
- ランバーサポート 4ウェイ
- S line ステアリングロゴ
- S line セレクターノブ
- ドアシルトリム S line
- ヘッドライニング ブラック
- デコラティブパネル/マットブラッシュトアルミニウム
- エクステンデッドアルミニウムルックインテリア
がつきます。上記に挙げたものはマイナーチェンジ後の最新のもので、2016モデルはシートが電動でなかったり他にもいくらか違ったりします。
TTだとエントリーモデルに付けると、オプションとしての価格は70万円ほどになるので、高価なオプションですね。中古車でも装着車はその分高価になっています。
私はこれに関しては、正直カッコだけ良くしても仕方ないかなと思って、値段が安いのにしとこうかなと思っていたのですが、ちょうどS line装着車が安くなってたので、ついてるのを買いました。
そうしたら、これが思っていたより満足度が高かったです。ハンドルと外装に付けられたS lineバッジはなんか嬉しいですし、サイドシルプレートなどもS lineロゴがカッコ良い。
またS line装着車は外装のデザインもカッコよくなります。まずはフロントフェイスも変わるのですが、マイナーチェンジ後はS lineがなくてもかっこいいのですが、2019以前のマイナーチェンジ前のモデルは、S lineが無いと可愛い感じになっちゃいます。
笑顔な雰囲気の顔つきになります。
(マイナーチェンジ後はマイナーチェンジ前のSlineの外装が標準になった。)
まあ、これは好みでしょう。あとはホイールがすごくかっこいいですね。FFモデルだと、標準のものは17インチでデザインも物足りないのですが、Slineになると18インチになり、デザインもスポーティかつ高級な雰囲気になります。
内装はシートが良いです。S lineパッケージを付けると、ちょっと普通感のあるファブリックシートから、Sのロゴが入ったハーフレザーのスポーツシートになります。レザーとアルカンターラで高級感があります。
このシートは座るところがほぼアルカンターラで、滑りづらいのでワインディングも余裕です。さらに汚れにも強そうですね。
お茶を大量にこぼしたときは最悪だと思いましたが、驚くことにほとんど弾いていて、吹いたら何事もなかったかのような状態に戻りました。ファブリックだったら地獄だったでしょう…
カッコだけのS lineかと思っていましたが、色々なところが凝っていると、それらを見ているだけで嬉しくなるものです。間違いなくあるとうれしいオプションだと思います。
ただ、値段は高いので、予算と照らし合わせる必要がありますね。
無くてもよかったオプション
パークアシスト
パークアシストは、決められた操作をすることで駐車をアシストしてくれる機能。
駐車位置を把握して、ハンドルを全自動で操作してくれます。アクセル、ブレーキ、D・Rのモード切り替えは自分で行います。
2015~2017年くらいのモデルについているアシスタンスパッケージアドバンスドというオプションに含まれるようです。
私のTTにはパークアシストがついていますが、一回も使っていません。なぜなら自分で駐車した方が早そうなうえに、機能として完璧でないらしいからです。
他の車種でパークアシストを使っている動画をみましたが、何回か切り替えしています。これならよほど駐車が下手で無い限り使わない方が早そうです。しかも普通に見やすいバックカメラとセンサーがあるので、たとえ視界が悪い時でも駐車が楽です。TTは車高もシートも低めなので慣れないとちょっと大変ですが。
そして、機能として完璧で無いらしいと書きましたが、これはディーラーで教えてもらいました。
私のTT購入を担当してくれた営業さんが、操作説明の時に、「この機能はあまりおすすめしません」みたいなことを言うので、聞いてみると完成度がまだ微妙らしい。
まあ、パーキングセンサーがありますし、自分でブレーキは操作できるのでぶつけると言うことはないと思いますが、なんか怖いので使えませんよね。
そんなものを世に出して良いのかと思いながらも、評判が落ちそうな話をわざわざ教えてくれたのはありがたいので感謝。
しかしA4とA5なんかでは、同じくらいの年式の車でパークアシストを使っていて、うまく駐車できている動画をyoutube上で見ました。時間はかかっていましたが。
なので一度は試してみたいとは思っていますし、本当に駐車が下手な人であれば良いかもしれません。
というわけでパークアシストは、私はついていてもいらなかったです。ちなみにTTのパークアシストがついてる車両は2015〜2017年式のものだけみたいですね。
欲しかったオプション
おまけにTTを買うにあたって欲しかったオプションを。紹介。
センターアームレスト
地味ですが、肘掛けが欲しかったです。これは2018年の一部モデルと、マイナーチェンジ後の2019年式〜のコンフォートパッケージに含まれています。
それ以前のモデルにはありません。
私は認定中古の2016年式TTなのでそもそも無かったのですが。何故か海外仕様ではあったらしく、10万円とかで取り寄せできたらしいですが、まあそこまでしていらない。
でも運転が楽になりそうなので、ちょっと欲しかった。
終わりに
今回はAudi TTのオプションについてでした。
TTのオプションはなくても何とかなるけど、あるとそれなりに嬉しいという印象のものが多かったです。先進装備はちょっと古い気がします。
TTは標準装備でそれなりに快適なので、長距離乗らないとか見た目にこだわらないとかであれば、オプションなしでもなんとかなりそうですね。
Audi TTの燃費を紹介。TTは燃費でも優れていた