こんにちは。
今回はコンプレッサーのサイドチェインを使ったサウンドを簡単に再現するためのプラグインを紹介します!
ダッキングとも呼ばれてますね。
ゆがんだようなサウンドでEDM系の曲にはよく使われているサウンドです。
あのん〜わ⤴︎ん〜わ⤴︎というサウンドです。
今回紹介するプラグインではそいつを簡単に再現することが可能です。
あれがあるとキックが際立ちリズム感を強く感じさせる効果や一体感を出すという効果があり、EDMというジャンルを作るにあたって重要なものとなっています。
EDMらしさを出すためには欠かせないですね。
ただサイドチェインの設定って結構めんどくさいんですよね。
なのでそれを簡単にするプラグインの導入を検討してみてはいかがでしょうかという記事になっております。
CONTENTS
サイドチェインを簡単に再現するプラグイン4選
まず簡単に再現するためのプラグインを紹介します。
ここで紹介するプラグインを利用すれば煩わしいサイドチェインの設定をせずにすみます。
Nicky Romero Kickstart
まず一つ目が一番有名な気がするKickstart。
これをインサートに挿すだけでダッキングサウンドが再現されます。
ボリュームのカーブを選択することで微妙に変化をつけられます。
見ての通り簡単操作です。
私としては一番おすすめですね。とても手軽で。
なにより1500円程度でとても安いです。
機能も必要十分で画面も簡単。
プロも使うようなクオリティのプラグインなので手軽さと本格的な再現を求める方には最適なプラグインとなるでしょう!
購入可能なページ↓
Nicky Romero Kickstart – Instant Sidechain Compression
Waves OneKnob Pumper
二つ目はWavesのワンノブシリーズ。
Oneknob Pumper。
このシリーズ知っている人ってどのくらいいるのだろうか。
WavesバンドルのなかにOneknob FilterとOneknob Driverが入っていたりするのでそれで少し知っているでしょうか?
そんなOneknobシリーズの一つであるOneknob Pumper。
Oneknob Pumperはダッキングサウンドを簡単に再現し、文字通り一つのノブでサウンドを調整できるというプラグイン。
超簡単操作なのでだれでも迷うことなく使用できます。
ただ逆にそれが仇となって自由度が低く細かいニュアンスの再現はできません。
普通にリズム通りにサイドチェインを再現するということはできますので、本当に最低限という感じですね。
ただこれにしかないおすすめポイントもあります。
こいつはこの簡単操作でリズムのレートが32分の1まであります。
パラメータが少ししかないのでオートメーションの操作も簡単です。
なのでホワイトノイズ系SEに適用すればオートメーションで動すなりして自分だけの面白いSEを作ることができます。
また普通に曲中のシンセに適用してゆっくりにしたり細かくしたりとすれば展開をつけることができてとても面白いものになります。
まあそういった使い方をすると面白いものになりますよーといった紹介でした。
まあやはりサイドチェインの再現だけでみれば自由度が低いのは否めませんね。
こいつを買うときはWaves Oneknob Seriesというバンドルに含まれていてそれを買うのがお得でしょう。
ワンノブシリーズは似たような面白いエフェクトがたくさん入っているので今回のPumperを抜きにしても個人的におすすめです。
ただショップや時期によって値段にばらつきがあります!
5000〜7000円で買えるショップ・時期もあれば4万円の時もあります。
5000〜7000円の時もかなり多いのでそうでなければ買わない方がいいでしょう!
単品でも3000円〜から売り出しているので検討してみてください!
単品↓
参考 Waves Oneknobメディアインテグレーションバンドル
公式代理↓
OneKnob Series | Media Integration, Inc.
Amazon↓
サウンドハウス↓
Xfer RECORDS LFO Tool
公式ページ↓
XferRecords.com | Home of the Xfer Records VST Suite
今度はXfer LFO Tool。
そう、XferといえばあのシンセサイザーSerumの会社。
それだけで頼もしい存在ですね。
これもボリュームを簡単に制御してサイドチェインを再現することができるプラグインです。
画像のようなボリュームのカーブを動かして変化させます。
ここまで紹介してきたものに比べてとても自由度が高くカーブもマウス操作で直感的に行えるので細かい調整がしたい方にはいいですね。
またプリセットに使いやすいものも用意されているので簡単にサイドチェインを再現できます。
パラメータも多く自由度が高いのが魅力ですね。
シンセやその他楽器に対してもLFOとして適用して面白いサウンドが得られますのでクリエイティブな使い方ができればEDM系において素晴らしいツールとなることでしょう。
価格は5千円後半くらいになりますのでちょっとお高いですね。
Serumのファンで本格派を求める方に最適でしょう。
Cableguys VolumeShaper 6
最後はCableguys VolumeShaper 6。
こちらも自由度が高いものとなっています。
LFOツールと似ていますがKickStart感も漂う見た目です。
ボリュームカーブを画面上で直感的に動かすことができます。
プリセットも用意されています。
まあそのあたりはLFO Toolと同じようなものですね。
マルチバンドモードなど細かい調整が可能でサイドチェインを再現するための全てがあるプラグインです。
細かい調整をしたければ最適なプラグインとなるでしょう。
価格は3700円ほどなのでまあ操作性と安さどちらもちょうどいいのはCableguys VolumeShaper 6ということになるでしょう。
公式
Plugin boutique
どれを選ぶべきか
4つもあるので迷うかと思いますが、
判断基準はそんなに多くはないでしょう。
どのくらいの自由度を求めるのか、お金に余裕があるのか。あと好み。
それで判断していいかと。
そういったポイントを考えるとKickstartかVolumeShaper 6が最適な判断といえるのではないでしょうか。
Kickstartは最低限の操作ですがしっかりと調整可能です。Wavesと比べると多様なサウンドが再現できてなにより値段が安いです。
正直これだけで十分な感じがあるのでもし迷うならとりあえずKickstartを買ったらいいと思います。
VolumeShaper 6は細かい調整ができて値段もそこまで高くありません。どうしても細かい操作ができなきゃ不安な方はこちらを選ぶと良いですね。
こちらは自由度の高さから面白いサウンドを作ることができるということを期待できますのでそういった点も踏まえてこちらを選ぶのもありかと思います。
まあOneKnob以外はしっかり使えるんじゃないでしょうかね。
終わりに
いかがでしょう。
みなさんが求めるサウンドにたどり着けたなら幸いです。
これらを駆使することでEDMのサイドチェインがとても簡単になりますので是非利用してみてください!
EDMでサイドチェインが使えない時に無料で再現する方法おわり。