こんにちは。
今回はモニタースピーカーの大型モデルをいくつか紹介します。
大型とはいっても家で使えるレベルの7インチ以上で一般的なサイズより少し大きいものですね。壁に埋め込むようなのとかではありません。
(高さ40cm、幅25cmくらいが8インチ)
モニタースピーカーはサイズが大きい方が再生能力が高いので、部屋に余裕がある方は大型のモニタースピーカーを選ぶのもいいですね。
ただ大きいと部屋の大きさによってはオーバーサイズ&スペックなので、適切な設置ができるスペースがあるか事前に確認しておきましょう。
CONTENTS
モニタースピーカー大型モデル
1.HS7&8
¥50,000〜74,000(ペア)
YAMAHAのHSシリーズの大型モデルです。
たま〜に音源メーカーのPVに映るスタジオに設置されていたりしてプロも使用できるようなモニタースピーカーです。
小型版のHS5は低域が少し弱いですが、HS7・8は大型なのでやはりもっと聴きやすいサウンドです。
値段の安さや再生能力を考えるとかなりコスパがいいスピーカーです。
-HS8-
・周波数特性:38Hz-30kHz
・入力端子:XLR/PHONE(バランス)
・寸法:250x390x334mm
・重量:10.2kg
サウンドハウスで確認
2.ADAM AUDIO A7X&A8X
¥125,000〜210,000(ペア)
ADAM AUDIOのA7XとA8Xです。
このシリーズもスタジオに設置されている場面を見かけることがある、プロでもしっかり使えるモニタースピーカーです。
スタジオのニアフィールドモニターとしておいてあったりするようなので家でもしっかり使えるでしょう。
先ほどのHSシリーズと比べるともっと高級で、ハイエンドモデルなモニタースピーカーです。
バランスがよくはっきりしたサウンドで、低域も含めてしっかり聞き取ることができる優れた再生能力を持ちます。
自宅での使用であればもうアップグレードはいらないレベルのスピーカーですね。
-A7X-
・周波数特性:42Hz ~ 50kHz
・入力端子:XLR/RCA
・寸法:337mm(高) x201mm(幅)x280mm(奥行)
・備考:■ウーファー
・口径 175mm (7 inches)
・ボイスコイル直径 38mm (1.5 inches)
・周波数特性 42Hz ~ 50kHz
A7Xの前身機種にあたるA7は、短期間でADAM Audioが提供する製品の中でも最も人気のあるモニタースピーカーへと成長しました。40誌近くのレコーディングマガジンに素晴らしい内容のレビュー記事が掲載されただけではなく、輝かしい受賞歴も誇ります。また、A7はユーザーの間で広く受け入れられ、世界中のインターネット掲示板で大絶賛を受けました。今現在でも、A7は世界中の小規模スタジオでリファレンスモニターとして活躍しています。
そして今、A7Xの発表でその歴史が進化を遂げます。A7の卓越した音を構築していたあらゆる要素が、新たな高みへと引き上げられたのです。
ドライバーテクノロジー
A7XにはSXシリーズにも採用されているX-ARTツイーターが搭載されています。X-ARTの”X”は、この新たなツイーターによって周波数特性を50kHzまで伸ばすことに成功したという”eXtended frequency response”を意味しています。さらに、新しいX-ARTツイーターはより優れた効率とより高いSPLを誇ります。また、新しく設計された7インチウーファーの搭載によって、より低い音域との一体化も見事に達成されています。ボイスコイルは1.5インチと以前よりもさらに大きくなり、A7と比べて2倍のパワーを持つアンプによって駆動されます。この組み合わせによって、非常に歪みの少ない大音量の音楽再生を実現します。
サウンドハウス
3.TANNOY Reveal 802
¥57,000〜61,160(ペア)
TANNOY のRevealシリーズの大型モデルです。
分離感あるサウンドと力強い低音域が魅力です。
ただ実はRevealシリーズは観賞用に使われるような特性のスピーカーでもあり、低域が強すぎるとか音が煌びやかというレビューも散見されます。実際に低域はかなり太い印象です。
なのでとにかくフラットで地味な特性を求めるならこれでなくてもいいのかもしれません。
ついでに観賞用としても本格的なサウンドを楽しみたいという方にはすばらしいモニタースピーカーになるでしょう。
値段もペアで6万円程度ということでかなりコスパいいスピーカーです。
サウンドハウス
4.JBL 308P Mk2
¥43,560(ペア)
JBLの8インチモニタースピーカー、308P Mk2です。
光沢がある仕上げでかっこいいデザインですね。
幅広いスイートスポットを作り出す独自のウェーブガイドや力強い低音が魅力です。
値段も大きさにしてはかなり安くコスパがいいです。
・繊細なイメージングと幅広いスイートスポットを提供するイメージコントロール・ウェーブガイド
・高出力と広いダイナミックレンジを提供する112Wデュアルインテグレイテッド・カスタムD級アンプ
・バランスXLR、1/4インチTRS入力、+ 4dBu / -10dBVの入力感度スイッチ、調整可能なボリュームコントロール
・強力なJBL 100時間フルパワーテストにより、長年の信頼性が保証されています。
・クロスオーバー:1800Hz 4th order acoustic Linkwitz-Riley
・周波数レンジ:(-10dB) 37Hz – 24kHz
・低周波拡張:(-10dB) 37Hz
・HFトリムコントロール:-2dB, 0dB, +2dB
・BOUNDARY EQ LF Shelf @ 50Hz: -3dB, -1.5dB, 0dB
・キャビネット寸法:419 x 254 x 308 mm (H x W x D)
サウンドハウス
終わりに
良いモニタースピーカーが見つかれば幸いです。
比較的大型な7インチ以上はあまり売っていませんが、高級なものを求めなければ定番モデルの大型版があるのでそういうのを探すといいものが見つかるかもしれませんね。
HSシリーズなんかは世界的に支持されていますしいいものだと思います。