オーディオインターフェイスはDTMや、マイクやギターによるレコーディングには欠かせない存在ですが、それなりの値段はするのできるだけ安く済ませたい場合もあります。
簡単に趣味程度や個人でDTMするなら最低限の性能を持ち合わせていればいいですよね。
また初心者の方も、安めのエントリーモデルの方が気楽でいいかと思います。
ということで今回は安いけどしっかり使えるオーディオインターフェイスを見ていきましょう。
どれも比較的安いオーディオインターフェイスですが、音質の性能に関しては上位版と同じで省けるところを省いたモデルなのでとてもコスパがいいです。
モニタースピーカー 安いけどしっかり使えるおすすめモデル5選!CONTENTS
安いオーディオインターフェイスおすすめ7選
1.Steinberg UR12
¥9,900
こちらは超定番オーディオインターフェイスのUR22mk2の弟分みたいな存在です。
24bit/192kHzの高音質設計や配信に便利なループバック機能、堅牢なボディは変わらず、端子や一部の機能を省いたモデルです。
ギター接続やコンデンサーマイクも使用可能で、最低限のことができればいいよという方はこれでも十分にDTMやレコーディングができます。そしてiOSでも使用可能。
- 出力:RCA端子
- Cubase AI付属
サウンドハウス→UR12
Amazon→Steinberg スタインバーグ USB2.0 24bit/192kHz オーディオインターフェース UR12
2.FOCUSRITE Scarlett Solo G3
¥12,980
こちらも定番オーディオインターフェイスと言える存在のScarlettの下位モデルです。
しかしこちらも下位モデルではありますがUSBタイプC接続の最新モデルで、192kHz対応の高音質に対応。デザインもとても洗練されています。
マイクが接続できるXLRとギターを接続できるフォン端子を搭載していて、ファンタム電源やHi-z機能が使えます。
そしてこちらは付属品がとても充実していて、Pro ToolsやAbletonの簡易版のライセンスに定番ピアノ音源のXLN Audio Addictive Keys、さらにその他にエフェクトやサンプルなども付いてくるという徹底ぶりでとてもコスパが良いです。
購入してからすぐにDTMやレコーディングが始められます。
- フォン端子出力
バンドル・ソフトウェア/ライセンス
・Avid Pro Tools | First Focusrite Creative Pack
・Ableton Live Lite
・XLN Audio Addictive Keys
・Softube Time and Tone Bundle
・Focusrite Red Plug-in Suite
・Focusrite Plug-in Collective
・Three Month Splice Sounds Subscription
サウンドハウス→FOCUSRITE Scarlett Solo (gen. 3)
Amazon→
Focusrite フォーカスライト オーディオインターフェイス 2イン/2アウト 24bit/192kHz Scarlett Solo (3rd Gen) ステッカー付きセット 【国内正規品】
Focusrite Scarlett Solo 3rd Gen オーディオインターフェイス
3.KOMPLETE AUDIO 1
¥9,801
こちらはNative InstrumentsのオーディオインターフェイスKOMPLETE AUDIO 1です。
24bit/192kHzの高音質仕様でこれも2019年あたりにでてきた、比較的新しいオーディオインターフェイスです。
クールなブラックのデザインに視認性の良いメーター、大型ボリュームノブなど使いやすいオーディオインターフェイスです。
さらにDAWのAbleton Liveに加え、Native Instrumentsの定番音源集のKOMPLETEからいくつかの音源・シンセとエフェクトが付属。
そしてとにかく安くてコスパ優れています。
- 入力端子:XLR1、フォン1
- 出力端子:RCA
サウンドハウス→KOMPLETE AUDIO 1
Amazon→NATIVE INSTRUMENTS ネイティブインストゥルメンツ/KOMPLETE AUDIO 1
ちなみにこちらの製品では、定番音源集のKOMPLETEを安く買うためのオプションもあるので、気になる方は調べてみるといいでしょう。
4.Presonus Audiobox iOne
¥9,801
こちらはStudio OneのメーカーであるPresonusが出すエントリーモデルのオーディオインターフェイス。
かなり機能を省いていますが、24bit/96kHz対応でギター接続やコンデンサーマイクが使用可能。
この価格でもしっかり使えます。
そして何より嬉しいのが付属にStudio One Artistという、買えば12,800円する高性能DAWが付属します。他の付属DAWは簡易版で本当におまけ程度のものですが、これは製品版の性能を備えていて本格的に使用できます。
さらにその他にも付属が充実。これさえ買ってしまえばDTMがすぐにできるパッケージです。
■Studio Magic 2018プラグイン・スイートを収録
PreSonusの対象ハードウェアの登録ユーザーに、Plugin Alliance、Lexicon、Klanghelm、Output、Arturiaと連携した「Studio Magicプラグイン・スイート」を無償提供!7種類のプラグインが含まれており、Plugin AllianceからはSPL Attacker、M?ag Audio EQ2、Brainworx bx_opto、LexiconからはMPX-i Reverb、KlanghelmからはSDRR 2、OutputからはMovement、そしてArturiaからはAnalog Lab Liteが提供されます。
- 出力:フォン端子
- iOS対応
サウンドハウス→PRESONUS AudioBox iOne
Amazon→PreSonus オーディオインターフェイス AudioBox iOne [Studio One Artist 付属]
5.TASCAM US-2X2-CU
¥12,650
Tascam US2x2はこの値段ながら、XLRとフォンのどちらも接続可能なコンボジャックをふたつ搭載し、背面の出力もフォン端子で、この部分だけ見れば3000円ほど上の製品と互角に使用できます。
音質は24bit/96kHzで最も高いとはいかないまでもハイレゾクオリティでの録音が可能で全く問題ありません。
そしてファンタム電源やギターの使用は当然可能でiOSでも使用可能。
ちょっと変わったデザインですが、角度があり操作もしやすくその他の操作類もとても見やすいです。私は個人的にこのデザインは好きです。
この値段では十分すぎる性能です。
- Cubase LE付属
サウンドハウス→TASCAM US-2X2-CU
Amazon→TASCAM USBオーディオインターフェース US-2×2-CU
6.TASCAM US-1X2-CU オーディオインターフェイス
¥8,965
こちらは先ほどのUS2x2の下位グレードになります。
基本性能はそのままにより機能や端子を省き、さらに安くなっています。
端子類をみてこちらでもよければ安いのでこれも良いですね。
- iOS対応
- 出力:RCA端子
- CubaseLE付属
サウンドハウス→TASCAM US-1X2-CU オーディオインターフェイス
Amazon→TASCAM USBオーディオインターフェース US-1×2-CU
7.BEHRINGER UMC22 オーディオインターフェイス
¥6,358
UMC22は圧倒的な安さで手軽に手を出せるオーディオインターフェイスです。
ファンタム電源によるマイクの使用やギターもそのまま繋げます。
基本的な端子類はも普通のものと変わりません。
サンプリングレートが48kHzまで対応ということで他の機種と比べると劣りますが、この値段でオーディオインターフェイスが使えるなら十分です。
また付属DAWなどがないのでソフトウェアは自分で全て用意しましょう。
やはり本格的にやっていくならもう少し高いものの方がいいですが、初心者が最初の一つとして買うか軽く使うだけならこれも全然アリだと思います。
サウンドハウス→BEHRINGER UMC22 オーディオインターフェイス
Amazon→ベリンガー USB オーディオインターフェース 2入力 2出力 umc22
今回のオーディオインターフェイスの注意点
1.出力端子の種類に注意
今回紹介したものの中に出力がRCA端子と記載したものがあります。
これはモニタースピーカーなどを接続する場所なのですが、モニタースピーカーのケーブルの端子がフォン端子でなければならない場合があるので気をつけましょう。
フォン端子はこのような↓↓ギターシールドなどと同じ形の標準ジャックとも呼ばれる端子ですが、これはRCAピン出力端子にはさしこむことができません。
一応変換ケーブルなどは存在していますが、音質の保証はされません。
もしモニタースピーカーを買う場合は、RCAピンケーブル対応のモニタースピーカーでないと本来の音質で使えないかもしれません。
小型のモニタースピーカーは対応していることが多いです。
もしモニタースピーカーも今後使用する予定なら気をつけましょう。
別にRCA端子だからといってモニタースピーカーが使えないというわけではなく、使える機種が制限される場合があるということです。
そういった心配はできるだけ無くしたい場合は、フォン端子の出力のものにしておきましょう。
FOCUSRITEスカーレットなどは少し高いですが新しいですし、フォン出力でいいかもしれませんね。Presonus iOneもいい感じです。
2.入力端子の数に注意
入力端子の種類がXLRとフォンが一つずつという場合が多いので、これだとマイクケーブルをふたつ同時にさしてステレオ録音のような使い方はできません。
ギターやボーカルをシンプルに録音するだけという方はこのような機種でも全然大丈夫です。
まあ同時録音などは個人のDTM用途ではしませんのであまり気にすることもないでしょう!
普通にボーカルとギターは一人では別々に録ることになるでしょうし。
終わりに
いい感じのオーディオインターフェイスは見つかりましたか?
どれも本格的な性能でDTMをしばらくやっていくには十分です。
最初の一台としてこの価格帯を選ぶのもいいかと思いますよ。